Windows Live Writer が壊れたときの対処方法

いつも Windows Live Writer でブログを更新していますが、今日ブログをアップした直後に WLW を閉じてしまったら、次の起動から例外が発生し起動しなくなってしまいました。

“ObjectDisposedException” という .NET Framework の例外ですね。

エラー内容

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対処方法

で、対処方法です。

ドキュメントフォルダに “My Weblog Posts” と言うフォルダがあり、投稿したブログのデータがキャッシュされています。恐らくこのデータあたりが壊れてしまって、内部の整合性がとれなくなってしまったのでしょう。

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  1. まず WLW を終了します。(例外のウィンドウを閉じる)
  2. “My Weblog Posts” フォルダ名を “My Weblog Posts-” 等にリネーム
  3. WLW を起動する。起動するはず。
  4. この状態でメニューの「最近の記事を開く」に何も表示されていないはずです。
  5. WLW を終了し 2. で変更した名前を元に戻す
  6. WLW を起動する。

この手順で私の環境では復活しました。

入力環境を改善する試み

今日は入出力デバイスのお話です。

入出力デバイスと言ってもいわゆるADC等のデバイスではなくってキーボードとかマウスとかの、ヒューマンインターフェイスのお話になります。では一体どういう話なのかと申しますと。

私は普段コーディングをしている事が多くて、朝から晩までしていると非常に肩は凝りますし、目も疲れます。

そこで快適な入力環境を求めるため 10年以上模索を続けていて、キーボードやマウス・トラックボールの類はいっぱい購入し、失敗を続けてきました。

しかしここ数年は Lenovo ThinkPlus USB トラベルキーボード (ウルトラナビ付き)Lenovo USB トラックポイントキーボードが発売され、”トラックポイント”+”快適なキーボード”という強力タッグ。もう入力デバイスで悩まなくても良いかと思われました。

しかし今年の冬はいつもよりも肩こりがひどい!ついでに首まで痛くなってしまった!

これは一体どういう事だ!

というわけで再度、入出力デバイスの模索が始まりました。

現在の入力環境

Lenovo USB トラックポイントキーボードがメインキーボードで、サブにトラックボールの Logicool TrackMan Marble を置いていますがこちらはホイールがないのであんまり使っていません。

やはりトラックポイントでマウス代わりに操作できるのが一番便利。ホイール代わりのスクロールも出来ますし。このキーボードは自宅でも使ってますし、ノートPCも同じキーボードを搭載している ThinkPad を使ってます。

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Microsoft Ergonomic 4000 を導入

入力環境を変えるために一体どうすればいいのか?まずキーボードに着目しました。

トラックポイントキーボードはとても使いやすくて良いのですが、幅が狭いのでどうしても必要以上に肩を寄せてタイピングすることになります。

と言うわけで調べてみたのが、エルゴノミクスキーボード。

人間工学に基づいたキーボードで、手や腕を自然な位置に置くことが出来るので疲れが少ないと言われています。

特殊な形状&大きさ故かいまいち流行りませんが、なかなかよさそうです。

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エルゴノミクスキーボードにトラックポイント付きの製品は存在していないので、今まで使ったことはなかったですが、今回はチャレンジしてみます。

というわけで早速購入。Amazon で \4000- を切る価格で変えるなんて良い時代です。

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まずインプレッション。

腕を自然に置くことが出来、また手のひらも緊張なく置くことが出来ます。

このキーボードを使ってみて初めて分かったのですが、普段キーボードに手を置いているだけでも結構力がはっいているようで、このキーボードに手を置くと全然力が入りません。

しかし

  1. やはりトラックポイントがないと、マウスカーソルの移動がしんどい。
  2. キーが重すぎる。キーストロークが深い。
  3. スペースキーが大きすぎる。結構使っている変換・無変換が押しにくい。
  4. 全体的にでかい。上側のキーに指が届かない。

という難点が・・・普通のキーボードを使っている方が Ergonomics にした場合、快適な入力環境が得られると思うんですが、トラックポイントキーボードが素晴らしいためか、どうも快適な入力が出来ませんでした。

せめてトラックポイントがついていれば・・・と思います。

というわけで Ergonomics 4000 はオクライリーです。

検討してみる

やはりトラックポイントキーボードは偉大な存在で、トラックポイントキーボードのメカニカルキーの打ちやすさに加えトラックポイントの操作感は素晴らしいものがあります。

ではどうするか?

そこで考えたのは、トラックポイントキーボードを右手用・左手用の2台で使ってみたらどうだ?

というわけで試してみたのがこの画像。同じキーボードを2台揃えられる人だけが出来る技です。

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2台をそのまま並べると幅が広くなりすぎて、かえって疲れてしまうのでこうやってオーバーラップさせてみると意外と良い感じ。不安定に見えるけれども、ゴム足がしっかり抑えているので滑ることもなく、キーを押したときの衝撃で下側のキーボードを押してしまうこともありません。

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意外と良い。おかしな感じだけれども使い慣れているキーボードだけ合って、ミスタイプもほとんどなく、楽な位置に手を置くことが出来ます。

さらに検討

トラックポイントキーボード2台並べもいいんですが、

それなら右手と左手で違うキーボード使ってもいいんじゃね?

と思い検討してみました。

詳細はこちら、

片手用キーボードのスレ その2

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/hard/1317827323/l50

様々な検討の結果選んだのは Logicool ゲーミングキーボード G-13 。

なんとゲーム用左手キーボード!

世の中にこういう用途のキーボードってあるんですね~。

Amazon のレビューを見てみるとゲーム以外の用途で使っている方もちらほら。

Excel のマクロを登録する方や、右手マウス・左手に Photoshop のショートカットの方などもいらっしゃいます。”手放せない” というコメントもあり期待も高まります!

Logicool ゲーミングキーボード G-13

というわけで早速 Amazon で購入 \6480- 也。思っていたよりもごついです。

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箱から出したところ。

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で、早速ドライバ類をインストール。

Logicool Gamesoftware とAutoHotKey で自分好みのキーの設定にして早速使用開始。

G13 についての詳細はこちら。

G13 Advanced Gameboard

http://www.4gamer.net/games/023/G002336/20090125001/

では簡単インプレッションです。

  1. キーが重い。キーストロークが深い。
  2. キーが位置している高さが高く、トラックポイントキーボードと差が出てしまう。
  3. キー打鍵音がうるさい。
  4. 1~5 の数値と記号入力は、AutoHotKey で Shift+Alt+QWERT 等に割り当てたら快調。

と言うわけで、Microsoft Ergonomic 4000 と同じくキーの重さがネックになってしまい、却って肩が凝る始末。G-13 もオクライリーかなぁ。

今後

キーボードやマウスの相性って直ぐに分かるんですよね。手を置いてみた瞬間に分かります。

で何故かお店で置いても分からなくて、自分の机ではよく分かるという代物。

今回購入費用で 1万円近く使いましたけれど、あっという間に結果が出ちゃうんですよね。悲しいかな、出る結果は大概ダメというもの(笑)。

しかしながら私が生きている限りこの挑戦は続きます。

次に定めた狙いは、

人間工学に基づいて設計された片手キーボード “FrogPad2”

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“人間工学” が謳われている製品で良かったものはありませんが、もうこれしかありません。

さあ 2012/5月の発売までが待ち遠しいです。

参考

マウスキーボード一体型

http://www.combimouse.com/index.htm

OneNote が無いと仕事になりません

OneNote 使ってますか?OneNote

Office 2003 の時代からマイクロソフトから販売されている統合メモソフトで、Office2007 からは Office に標準搭載されるようになって、現在の OneNote2010 からは Windows Phone7 にも搭載されています。

 

分かりやすいイメージとしては Evernote みたいなものと考えれば良いでしょう。

しかし!!

 

仕事で使う上で Evernote よりも素晴らしい点がいくつもあります!

  1. 社内のサーバや PC で簡単に共有可能

Evernote はクラウド上にクリッピングしたデータを保存しますので、PC 以外にもスマートフォンやタブレットで外出中も見られるのが魅力!

しかーし。

仕事用でそれは怖いですよね。NDA の関連で社外にデータを持ち出すことが出来ない条件がある場合、Evernote で仕事のデータを共有するのは不可能。

 

しかし OneNote ならデータファイル (拡張子 .one) を社内のサーバにコピーして、それを複数の OneNote で開けば直ぐに共有できます。

(普通の PC のファイル共有でも OK!)

みんなで同じファイルを開いて編集すれば、後は勝手にデータが同期されて最新の情報をみんなで共有できます。 

  1. Windows Live Office365 でクラウド共有

上のように社内の共有はデータファイルをみんなで開けば OK!

ではクラウド共有はどうするのでしょう?

 

これもちゃんとマイクロソフトは解決策が用意されています。

たとえば Windows Live。これは Hotmail が数段グレードアップした、個人向けの Web サービス。ブラウザでメールのやりとりをする Hotmail 以外にも、スケジュールの共有 SkyDrive(Dropbox のようなオンラインストレージ) もあります。

 

グーグル系サービスとの比較

 

Windows Live

Google

メール

Hotmail

Gmail

スケジュール

カレンダー

Google カレンダー

連絡先

アドレス帳

Gmail のアドレス帳

写真共有

SkyDrive

Picasa

ドキュメント共有

SkyDrive Word, Excel, PowerPoint, OneNote のファイルをおける&編集、共有も!

Google Document
Word, Excel, PowerPoint
互換の作成、編集、共有が可能。

 

この SkyDrive 25GB の無料ストレージ空間。

OneNote 2010 は、この SkyDrive にデータファイルを保存&同期ができます。

 

OneNote で作成したメモを SkyDrive 上に保存すれば、PC からでもスマートフォン(iPhone, Android, Windows phone) からでも見る&編集可能!

 

Office365 を使えばさらに安定性&セキュリティを増したビジネスユースのサービスで OneNote をクラウド共有で使えます。

 

 

では私たちがどのように OneNote を使っているのかご紹介~

 

  1. データシートをクリップ♪

ドルフィンシステムでは FPGA LabVIEW を使った信号処理を仕事としています。

で、よく見るのが製品のデータシートやアプリケーションノート。

例えば Xilinx Virtex シリーズのロジックセル数は良く参照します。

Virtex5 にインプリしたデザインが Virtex7 なら何個はいるかな~?」

という比較ですね。

こういうのはこの画像のように、Virtex PDF からスペック表だけを切り取って貼っておけば、Virtex すべてのスペックを横断して一気に見ることが出来ます。

 

一目で見たい情報ってあるけど実際にはそれぞれの PDF に分かれてて、PDF をあちこち見てる・・・と言うことが大幅に減ります。

 

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  1. デバッグのログをそのままクリップ→写真も入れておけば 作業ログ・報告書が完成♪

FPGA に信号処理アルゴリズムを実装して、その出力をスペアナで見る」こういう事を毎日しているのが私たちの仕事。

 

この作業ログをどうやったら効率よくできるのか?

 

これも OneNote で解決!

 

たとえばこの画像ですね。

タイトルには日付と行なった内容を書いておいて、試験条件とその時のスクリーンショットを貼っておく。

 

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基本はこういう形でどんどんログを作っておきます。

こうしておけば「昨日のテスト条件なんだっけ?」とか「確か綺麗に波形が表示されてたと思う」という、ありがちなやりとりをなくすことが出来ます。

 

で、装置が完成したらこのログの中から確定したデータの抜き出してまとめれば、そのまま試験成績書&報告書が完成~♪

 

OneNote テキストも画像も一緒に貼っておけるのが、一番の利点。

これを導入するまでは、

  1. フォルダを作成
  2. 文書を Word かテキストエディタで作成。
  1. ついで装置から取得したログ (CSV とか) も入れておく
  1. スクリーンショットも JPEG で入れておく

という流れで、ファイルは増えるは文書と画像の一覧性が悪いわで、めんどくさい仕事でしたが、OneNote に貼っておけばちゃんとした報告書っぽい文書ができあがってしまう不思議。

 

  1. 気になったネタをまとめておく→ざっと成形して客先提案書を作成完了!!

OneNote には作業ログ以外にも、目についた Web のクリップなども貼っておきます。次の仕事のネタとか、面白そうな情報をみつけたら直ぐに OneNote にコピーです。

 

あと客先打ち合わせから帰ってきたら、その議事録というかメモを作成して、それに自分のコメントを書いたり、クリップした画像を貼ったり、Visio で作成したブロック図を貼り込んでいけば、なんとそのまま提案書らしきものが出来ちゃいます。

これを PDF に保存して客先にメール。

 

  1. 見つけたネタ・頭の中のもやもやを書いておく
  1. これらを見直す&整理する
  1. 見栄えの良い文書に整形

この一連の作業を途切れずに行えるのは OneNote だけ!

 

  1. ブログにアップ!

ここまではここ数年の OneNote の使い方。

最近これから一歩進んだ使い方が出来るようになりました。

それはまた次のポストで!